FC2ブログ

かか 宇佐見りん

2作目の「推し、燃ゆ」で芥川賞を受賞した宇佐見りん
「かか」は彼女の1作目の小説です
正直、苦手です
方言のような話し言葉のような文章も、読み難くて馴染めませんでした
次は受賞作を読んでみます
2021022420422353a.jpeg  
202102242042216e7.jpeg  
2021022420422216a.jpeg
スポンサーサイト



三橋節子 雷の落ちない村

暖かい休日、北大路通りを散歩していたら、三橋節子の絵本「雷の落ちない村」が目に入ってきました
お蕎麦屋さんの店の前に古本やCDが置いてあります
この本やCDたちの持ち主に会ってみたくなりました
2021022117215117e.jpeg  
202102211721528da.jpeg  
20210221172154503.jpeg  
20210221172155f89.jpeg

流浪の月 凪良ゆう

20210208165032d1f.jpeg
凪良ゆう、初めて読みました 
2,020年の本屋大賞です
途中、主人公の気持ちが理解されないところがもどかしかったのですが、終わりがスッキリで気分良く読み終えることができました
20210208165031502.jpeg
202102081650337eb.jpeg

ロンドンのガイドブック

20210111081036816.jpeg
知人がロンドンに引っ越ししたので、世界が平常に戻ったらロンドン行こう!と予習しています

いちまいの絵 原田マハ

20201229162530b6e.jpeg
生きているうちに見るべき名画
原田マハが選んだ26点
その解説も的を射ていて、しかも単なる解説ではなくて文学になっています
有名な作品、みたことがある作品もありますが、全く知らない作品もあり、このいちまいの絵26点を訪ねる旅をしてみたくなりました
20201229162528aee.jpeg

20201229162527422.jpeg

日日是好日

2020103016344202e.jpeg
お茶の勉強をしようと図書館で予約しました
受け取ってみたら英語やった〜!
でも、予約する時の題名は漢字で「日日是好日」でしたので、まさかの英語本
2020103016343805d.jpeg

10万個の子宮 村中璃子

2020102314294330b.jpeg
日本における子宮頸がんワクチンの副反応について、ジャーナリストとして医師として客観的にまとめた書です
202010231429465e3.jpeg
身体表現性障害という病気を、子宮頚がんワクチンの副反応としてしまうことにより、日本では子宮頚がんワクチンの接種率が極端に低くなってしまいました
思春期の女子特有の症状の原因をワクチンだと決めつけることにより、その「被害者」も母親も(気持ちが)救われるのです
そんな勘違い「被害者」と、ワクチンの副反応だと煽るマスコミや団体や一部の医師たちにより、この先子宮頚がんで苦しむ人々が日本で年間1万人、何とかならないのでしょうか?
私はワクチンに関して、すべてに肯定的ではありません
インフルエンザワクチンなどは効果もはっきりせず、怪しいと思っています
でも、この子宮頚がんワクチンの副反応については、はっきり言って副反応ではないでしょう
何かのせいにしたい人たちが、たまたまワクチンを打った後だったので都合よく結びつけただけなのです
この先、子宮頚がんワクチンの接種率が上がることを願っています

京都まみれ 井上章一

20201004220527f08.jpeg
「京都ぎらい」に続く「京都まみれ」
「京都ぎらい」を読んで、少なからずスカッとしたよそ者の私でしたが、「京都まみれ」はちょっと物足りなく感じました
京都人でないことを誇りに思い、これからも京都で暮らして行こうと思います
ここでもう一度言わせてください
京都人は苦手です!
20201004220505e61.jpeg

卒業 東野圭吾

2020092216163649f.jpeg
私は、作家・東野圭吾のことを、ずっとお笑い芸人の東野幸治と同一人物だと思っていました
すみません
202009221616295cd.jpeg
雪月花之式が出てくるからと、お茶の先生からすすめられて読みました
お茶のゲーム、雪月花之式で起こる事件が出てきます
それにしても人は、そんなことで自殺し、そんなことで人を殺すのだろうか?と思ってしまいます
それは、私が客観的な立場で読む側なので、そう思えるのかもしれません
きっと当事者にとっては、冷静に判断できないほど深刻なことなのでしょう

松江出雲

20200919152739e20.jpeg
図書館で借りて予習中
出雲大社と島根県立美術館と水木しげるロードへ行きたいな

ライオンのおやつ 小川糸

20200914163837b0c.jpeg
瀬戸内の島にある「ライオンの家」というホスピスを舞台にした物語です
癌で亡くなる最後の場所としてライオンの家へやってきた33歳の女性が主人公です
作者は、「死ぬのが怖くなくなるような物語を書きたい」とこの作品を書いたそうですが、読んでみて、死を身近に感じ、得体の知れない空間にいるような不安な気持ちになってしまいました
主人公がライオンの家にやってきたのは12月末、そして2月には亡くなっています
1人で電車に乗り船に乗り自分の脚で歩いてきたのに、それからわずかひと月と少しで亡くなってしまうのは哀しすぎます
ホスピスですから、長期滞在なんてあり得ないことはわかっているのですが、だんだんと命が消えていくことが怖いです
誰でもいつかは死ぬ
若い時に読んだのなら、全く違う感じ方をしたことでしょう

葬送の仕事師たち 井上理津子

2020082816530435b.jpeg
その題名の通り、葬送のプロたちを取材した話です
葬儀業界も進歩していると、ある意味感動しました
死者やのこされた者に対する真摯な気持ちに感動の涙です
20200828165527aa5.jpeg

20200828165528b74.jpeg

松江 出雲

2020080217153376e.jpeg
コロナが落ち着いたら行こうとガイドブックで調べています

カビはすごい! 浜田信夫

20200705161016452.jpeg
カビはすごい!ヒトの味方か天敵か⁉︎
梅雨の時季に注目されるカビの話
読み物としても面白いです
元同居人が書いた本です(笑)
20200705161024212.jpeg

20200705161025178.jpeg

博士の愛した数式 小川洋子

2020062508194453d.jpeg
何で3冊もあるのだろう?と思いながら図書館で借りたら、大活字本でした
字が太く大きく読みやすかったのですが、これは必要としている人のための本なので、知らなかったとはいえ私が借りるべきではなかったと反省しています
20200625081947b18.jpeg
小川洋子さん、素敵ですね
この有名な小説を私は20年近くも読んだことがなく、映画化されたことも知りませんでした
発行された2,003年、私の日常にはゆとりがなかったのだろうと思います
悪人が出てこないお話が好きです
読み終わった後、嫌な気持ちになるお話は読みたくないのです
阪神タイガースや江夏豊が登場することも嬉しい作品です

ホット・ゾーン リチャード・プレストン

新型コロナウイルス感染症の影響で図書館が休館していたこともあり、しばらく本を読んでいませんでした
2020061310595512c.jpeg
1967年〜1993年にかけて起きたエボラウイルス関連の出来事を描いたノンフィクションです
新型コロナウイルス感染症関連で急に人気が出た本です
20200613110022c61.jpeg

2020061311002606d.jpeg
新型コロナウイルスはエボラウイルスに比べたらかわいいウイルスだと思います
ここ数ヶ月における世界の新型コロナウイルス対策が私には不思議でなりません
何年か後に検証されることを期待しています

京都市図書館臨時休館

202004191244004a8.jpeg
京都市の図書館も昨日から臨時休館です。
20200419124401599.jpeg
急だったので借りている本はこの2冊だけ。もっと借りておけばよかった。

仮面の告白 三島由紀夫

20200417214938ed1.jpeg
あまりにも有名な三島由紀夫、仮面の告白。
感想なんて書けない。
三島由紀夫の娘が私と同い年ということを知って、嫉妬に似た感情をもった。
202004172149395ec.jpeg

20200417215021b67.jpeg

音に聞く 髙尾長良

202003112058335ba.jpeg
「肉骨茶」「影媛」とこの「音に聞く」が3作目という作品が少ない作家です。肉骨茶を読んでおお!となった私でしたが、影媛は?そしてこの音に聞くも?3作とも芥川賞候補というのも?
短いので簡単に読めますが、何やら小難しい表現がやたら多くてイラッとします。
「私はね、医者よ!でも小説も書けるのよ!あなたたち読んでわかる?」と言われているような気がします。
1作目の肉骨茶は素直な表現が新鮮だったのに残念です、と思うのは私だけかな。

60歳からの新・幸福論

20200221181431e46.jpeg
現在、高齢期の人生を生きる文化人、知識人13人に現在の生活と人生哲学を聞いたインタビュー集です。
まあそれぞれその道で成功している方々ですからね。

東大助手物語 中嶋義道

20200217211311fde.jpeg
今から30年以上も前の、東大におけるパワハラの実話です。
今でこそ、パワハラ、セクハラ、アカハラなど大問題になりますが、昔は当たり前に横行していました。いまだにその辺りを理解できていない方もいらっしゃるようですが。
20200217211309b60.jpeg

20200217211313465.jpeg

トリニティ 窪美澄

202002172114292f3.jpeg
トリニティ(trinity)とは、三重、三組、三つの部分。
1960年代から1980年代にかけて、新しい雑誌に携わった3人の女性の物語です。イラストレーター、エッセイスト、主婦。
「実在の人物や雑誌などから着想を得ましたが、本書はフィクションです。」とのことです。
461ページの長編ですが、飽きさせることなく読ませてくれます。感情移入させられてしまい何度も涙が。貧しかった日本が輝いていく時代だったのでしょうか。読後は爽やかな気分になりますので、ぜひお読みください。

美しき愚かものたちのタブロー 原田マハ

20200205223447fe2.jpeg
原田マハ、この人の作品は長編でも一気に読んでしまいます。
作夏訪れたパリの街並みを重ねながら当時のパリを思い浮かべ、何度か涙も出てくるお話。
「ほんものの絵を見たくても見られない若者が、日本にはごまんといる。白黒ではないほんものの絵を、彼らのために届けたいんだ。日本にも、ルーヴルに負けないくらいの美術館を創らんといかん。」1921年、そうしてタブロー(絵画)を買い占めていった実業家。第二次世界大戦を経てそのコレクションが日本に「寄贈返還」されるまでを描いた作品です。
今後、美術館を訪れる時の気持ちが変わるような気がしました。
20200205223503649.jpeg

影媛 高尾長良

20200203202047e7c.jpeg
高尾長良の第二作「影媛」。第一作の「肉骨茶」に魅せられた私は、わくわくしてこの第二作の影媛を読み始めたのですが、うん?何?これ?妙に難解な言葉を使うこの作品は苦手です。
彼女の作品は2011年、2014年、そして2019年と3作しか出ていないので、残りの一つ、最新作の「音に聞く」を読んでみようと思っています。

京大吉田寮

2020012821410425d.jpeg
京大吉田寮の写真集。吉田寮の現状については、大学側が悪で自治寮側が正義のような見方がなされている。
でもね、自治寮といってもそれは何もかも好き勝手してよいという免罪符ではないと思う。
20200128214201add.jpeg

札幌の地名がわかる本 関秀志

202001262036378c9.jpeg
札幌へ行く機会が多いので、この本を読んでみました。
2020012620362051f.jpeg
・菊水歩道橋 ・ペケレット湖 ・アシリベツの滝 ・さっぽろ湖 ・ミュンヘン大橋 ・かっぱ淵
などを見に行きたいと思います。

肉骨茶(にくこつちゃ)高尾長良

2020012620364837e.jpeg
芥川賞候補作家、高尾長良(たかおながら)の肉骨茶です。彼女はこの作品も含めて3回も候補になっています。
この作品を書いた時は19歳の京都大学の学生。今は医師として働いているとか。
短い作品で読みやすいのですが、深い。
肉骨茶とはバクテーというマレーシア料理で、骨付き豚肉を香辛料等で煮込んだもの。
マレーシアでの半日を描いた拒食症の話と言ってしまえばそれだけですが、それだけではないのです。
また好きな作家が増えました。

ベルリンガイドブック

202001222046244b8.jpeg
2009年に刊行された「素顔のベルリン」の2013年の増補改訂版の新装改訂版です。
私が、最も多く訪れた外国の都市はベルリンです。できることなら住んでみたいベルリン。
今年こそベルリンのクリスマスマーケットに行きたいと思っています。

吾木香 三橋節子を偲ぶ

20200118130143bec.jpeg
夭折の画家・三橋節子の父が集めた三橋節子の追悼文集です。
「岸辺に 娘 三橋節子」とあわせて、彼女の生涯を紹介した本です。
死後にここまでしてもらえる人間はそう多くはないと思うと恵まれていると言えるでしょう。また、生い立ちは、世間一般からするとハイレベルな生活です。本人や親族はそう思っていないようですが、間違いなくハイソな方々なのです。
と思いながら読みました。その時点で、私の中に揺り動かされるものはなくなってしまっていました。

文学2019 日本文藝家協会編

20200105201714f97.jpeg
2018年刊行の全文芸誌掲載作品から選び抜かれた極上の15作。短編なので楽に読むことができます。そして裏切らない。
私が特に好きな作品は、
村田沙耶香 土脉潤起
長野まゆみ 坂をおりる船
本谷有希子 本当の旅
20200105201729c7e.jpeg
ぜひ読んでみてください。

湖の伝説−画家・三橋節子の愛と死− 梅原猛

20191230162005c18.jpeg
1977年1月に出版された梅原猛の本です。
画家・三橋節子の作品をその短い人生とあわせながら解説し、最期の時までを客観的にえがいた伝記とでも言うのでしょうか。
病気で右腕を失い、左手で描いた画が入選した節子、人々は再起といったが、梅原猛氏は、
「厳密にいえば再起とはいえない。なぜなら、右腕切断後のこの二作は、今までの節子の画よりはるかに優れているからである。全く新しい芸術の世界が、節子の前に、開け始めていたのである。再起どころか、節子は右腕を奪われることによってはじめて、真の芸術家になったのである」

亡くなる時の様子が、関係者の日記などを通して克明に記されている。こうして人は亡くなっていくのかと、しみじみ思う。

何者 朝井リョウ

201912161611591bb.jpeg
就活とは無縁の学生時代を過ごした私、しゅうかつと言えば終活が頭に浮かんできます。
現在の就活、とりわけ文系の就活の苦しさが伝わってきました。
見た目は仲間だけれど内心では批判していて、友だちの内定も心の中では喜んではいない就活生たち。
面接ウケする学生が得をしていて、本質なんて見極められるはずもない。友だち同士の会話なのに、裏を読んだりするのは哀しすぎるし厳しすぎると思う私が甘いのでしょうか。

そうなると、結局この私のブログも、裏を探られているのかと考えると、疲れてしまいます。
20191216161202b2c.jpeg
ちょっと苦手な本でした。

空と湖水-夭折の画家 三橋節子- 植松三十里

20191209092659857.jpeg
日本画家・三橋節子と夫で日本画家の鈴木靖将の出会いから節子の死までのお話です。
先日、鈴木靖将さんの個展で彼とお話し、似顔絵も描いてもらったので、近しい人の生死のようにのめり込んで読んでしまいました。
20191209092659189.jpeg

20191124213100073.jpeg

オペラ入門 許光俊

20191209092655d87.jpeg
「オペラに興味があるのなら、本場で劇場に行くべきです。いや、行かねばなりません。本場で二つ三つ見てみれば、オペラがどんなものだかは何となく肌でわかるようになります。日本で100回、200回見に行っても、絶対にわからないことがわかるようになります。
何よりも、オペラが、昔の名作の再現なのではなく、今も生きていて熱いということがわかります。」
20191209092658b95.jpeg
オペラ作曲家の四巨頭はモーツァルト、ワーグナー、ヴェルディ、プッチーニだそうで、私が本場でみたオペラは4つ、偶然にもこの4人の作曲家のものでした。
みた順番に、プッチーニのトスカ、ワーグナーのワルキューレ、ヴェルディの椿姫、モーツァルトの魔笛です。
この選択、嬉しくなってしまいます。

イスラム教の論理 飯山陽

20191114102517e84.jpeg
友だちからまわってきた本です。
201911141025185a5.jpeg
とてもよくわかりました。
「イスラム国」のようなイスラム過激派はイスラムではないと言われていますが、イスラム教の教義に忠実なのはイスラム教の理念の体現者である「イスラム国」であるということが、例をあげで解説されています。
201911141025194f3.jpeg

もっと言ってはいけない 橘玲

20191105130943c72.jpeg
言ってはいけないの続編です。ということは、言ってはいけないがそこそこ売れたということですね。
201911051309456fb.jpeg

むらさきのスカートの女 今村夏子

20191016203700af0.jpeg
芥川賞受賞作品です。今村夏子 むらさきのスカートの女。
読みやすい中編小説です。日常のあるある、でも、ない。身近だけれど踏み込んでいない部分をなめらかに表現した小説に惹きつけられました。
高級ホテルの清掃の仕事の話、だけではない話です。

言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘玲

201910070702072f9.jpeg

20191007070226055.jpeg
これは、物事をある一面から見たことを書いたもので、これが全てを決定するものではないということを認識しながら読みましょう。

百の夜は跳ねて 古市憲寿

20190926205100d8e.jpeg

201909262050243b7.jpeg
芥川賞候補作品。
社会学者という肩書きでマスメディアに登場している作者ですが、鬼太郎が変形したような髪型や、慶應にAO入試で入ったという経歴が胡散臭いので、いままで避けていました。この小説が面白かったので、ちょっと見方が変わりました。
この作品は、盗作疑惑や、差別的な見地などと酷評されていますが、読者を惹きつけるストーリー展開、希望のもてるラストなど、私はファンになってしまいました。

老猫の本

2019092608150552a.jpeg
みいちゃん14歳。勉強します。

ゲームデザイン脳

20190905062627199.jpeg
ちょっと借りてみただけ。

ルポ 東大女子 おおたとしまさ

20190826210610463.jpeg
東大女子ってカッコいいなあと思いますが、日本社会ではいまだに生き辛さがあるようで、社会全体としてもったいないと思います。
20190826210655c2c.jpeg
私は専門職ですが、就職してから10年くらいは、同じ職種の男性よりも下に見られていたと思います。「男の人はいないの?」と女の私では不足であると言わんばかりの対応が日常でした。今でこそ、「女の人がいいわ」といわれることも多い業界になりましたが。
能力に応じてというのか、適材適所というのか、それが自然だと考えます。男だからとか女だからとか、大日本帝国憲法下でもあるまいし。
「たしかに東大は、資金的にも人材的にも国内で最も恵まれた大学かもしれない。その恵まれた環境を求めて東大に行きたいと思う高校生が多いことは理解できる。しかし、偏差値がいちばん高いから東大に行くというのはいかがなものか。そのような考え方は、みんながいいと言うものを自分もほしい。という考え方でしかない。その姿勢のままでは常に世間の評価に振り回される人生を送ることになりかねない。」
子ども4人を理3に入れた佐藤ママに伝えたい。

東大を出たあの子は幸せになったのか 樋田敦子

201908131638377bd.jpeg
東京大学を卒業した女子たちのその後を取材した本です。題名から負のイメージがするのですが、その後を客観的に取材している内容で、読んでみて、みなさんそれなりに幸せになっていると思いました。
ただ、ほとんどが文系の卒業生だったので、理系にはまた違った苦労があるのではないか?と思います。続編として、東大を卒業した理系女子は幸せになったのかという本を読んでみたいです。
20190813163838e5d.jpeg
ああ、でもまだまだ日本は男性社会ですね。社会的に高位にいる男性と結婚することによって三食昼寝付きの地位を得た女子が勝ち組という妙な風潮。パートナーと暮らすのは良いけれど、最初から経済的依存を目的にしていては心が破綻するのではないでしょうか。

"結婚"をやめたパリジェンヌたち 酒巻洋子

201907290653176a8.jpeg
50年ほど前までは、パリでも封建的な結婚観に支配されていたということに驚いた。わずか50年。今では、結婚をしていてもしていなくても、ほぼ同じように社会保障を享受できるフランス。わざわざお上に婚姻を認めてもらう理由はあまり見当たらない。
愛情に基づきカップルが誕生する、愛情がなくなれば離れる。そのためには男女共に経済的な自立が必須となる。よってパリの女性の就業率は高い。いまだに夫婦別姓すら認められていない日本で暮らす私にとって、魅力的に映る。
出生率が高く、就業率も高い、これってお国がとっても喜ぶことではないかな?
20190729065322f77.jpeg
そんなパリに初めて行きます。

鶴見俊輔伝 黒川創

2019072108581727c.jpeg
思想家、鶴見俊輔氏の伝記です。
鶴見氏のお家の前を通ったことがあるので、親しみを感じています。
20190721085840b00.jpeg

20190721085836227.jpeg

201907210858410c1.jpeg

ベートーヴェン捏造 かげはら史帆

20190720081233878.jpeg
ベートーヴェンの秘書が自分に都合の良いように書いた伝記が嘘だったと検証していく内容です。
読みにくいフォントで、読み進むにつれてそれがより苦痛となります。題名を見ると、クラシック音楽に興味のない人でもちょっと読んでみたくなるようですが、読んでみると、それがどうした?という感想です。正直言ってガッカリな本。
20190720081231675.jpeg

京都、パリ この美しくもイケズな街 井上章一 鹿島茂

20190715192716344.jpeg
「京都ぎらい」や「美人論」で有名な井上章一氏とフランス文学者 鹿島茂氏の対談です。
京都とパリの歴史を比較しながら、あれこれ論じていますが、井上氏の論は軽くて私には受け入れ難いです。
題名にある京都はイケズな街ということに関しても中途半端です。
まあそれが井上氏の特徴と言ってしまえばそれまでですが。

熱帯 森見登美彦

20190709084549377.jpeg
図書館で予約、何ヶ月も待って、ようやく順番がまわってきました。
森見登美彦の新作「熱帯」です。
201907090846042f6.jpeg
彼の作品の舞台は我が家のご近所なので、読みながら位置関係も映像付きで把握できます。そして独特のファンタジー。好きなんです。
今回はアラビアンナイト、千夜一夜物語がベースです。
20190709084604520.jpeg
夫に、熱帯の話をしたら、「持ってる」と言われました。左が図書館で借りた本、右が我が家にあった本。

パリ16区 美しく生きる人の12か月

20190628204459dc1.jpeg
来月パリへ行く予定で、しかも16区に泊まるので、ピッタリの本があると思い読んでみました。
2019062820450044a.jpeg
いやー、これはセレブの自慢話か?
それなりの経歴の筆者のようですが、残念ながら内容に知性が感じられません。パリ16区がこのような感覚の場所であるのかどうか、行って確かめてきます。

宝島 真藤順丈

2019062212191134d.jpeg
第160回直木賞作品です。舞台は1952年から1972年の沖縄。瀬長亀次郎など実在の人物も登場し、知っているようで知らない沖縄の歴史をあらためて突きつけられたような気がします。そして作者は沖縄出身ではないというところも驚きです。
1972年5月15日、沖縄本土返還の日、当時中学生だった私、社会科の先生から沖縄の話があった後、学校が午後から休みになったことを覚えています。
20190622121918604.jpeg
この本の宣伝で、「少年少女は、警察官になり、教師になり、テロリストになった」とあったのですが、読んでみて、「警察官になり、教師になり、ゴロツキになった」のではないかと思いました。
  次のページ >>