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十五の夏 佐藤優

図書館で借りています。上下ありますが、下巻がまだ順番待ちです。おもしろいので早く続きが読みたいのですが。元外務省官僚の佐藤優さんが、高1の夏休みにに1人で東欧を旅した記録です。同世代の彼の旅行記に、当時同じ高校生だった自分を重ね合わせて読み進むと感無量です。上巻はモスクワに到着したところで終わっています。...

妻に捧げた1778話 眉村卓

お話だけでなく、その時々の様子も書かれている本です。私が昔抱いていた作家眉村卓のイメージと違う彼に驚きました。妻は幸せ者だと思います。私にも書いてほしいな。...

京のにゃんこ

猫カフェだけでなく、猫のいるお店や場所なども載っています。猫好きとしてはひとつひとつ回ってみたいですね。...

不死身の特攻兵 鴻上尚史

劇団 ・第三舞台主宰の劇作家・鴻池尚史のノンフィクション。彼の小説「青空に飛ぶ」はフィクション。重なる部分もあります。劇作家としての鴻池尚史氏のことは、それなりに知っていましたが、彼が1人の元特攻兵へのインタビューを通して、真実を伝えたいという思いを実現したということが意外でした。「どんな社会的な運動も当事者より傍観者の方が饒舌になります。熱く語るのは当事者になれなかった傍観者、または当事者になりた...

どこからが心の病ですか? 岩波明

期待していた客観的な解説本ではありませんでした。精神科医としての筆者の考えを書いた内容でした。当然といえば当然なのですが、何か違うような。彼の固定観念とは合わないものを感じます。この人には診てもらいたくないな。 症例がたくさん出てくるのですが、成績優秀→県立高校へ進学、勉強できない→私立の女子校へ進学、という記載が多くて、いつの時代のどこの地域の話やねん?と思ってしまいます。...

庭 小山田浩子

芥川賞作家 小山田浩子の短編集。その描写にゾクっとします。改行せずに続ける文章、一文に重なる言葉たち、これが彼女の文体なのかな。小山田浩子の世界に引き込まれていきます。「くぐもった匂い」という表現がこの本の「うらぎゅう」に2回出てきました。くぐもるという動詞はくぐもった声のように音をあらわすと思っていたのですが、ここでは音ではなく匂いに使われています。確かにくぐもった匂いというとその匂いをイメージで...

たゆたえども沈まず 原田マハ

19世紀末のパリ。画家ゴッホと画商であるその弟、パリで活躍した日本人画商の史実をもとにしたフィクション。訪れたことのない世紀末のパリやゴッホの作品が目に浮かびます。読みやすい文章とストーリー性のある内容なので一気に読むことができます。これからゴッホの絵を観る時に思い出すかもしれません。...

なんでそうなの札幌のカラス 中村眞樹子

札幌にはカラスが多く、個体も大きいような気がして、この本を読みました。読んでわかったのですが、カラスが札幌に特に多いということではなく都会に多いということと、私が訪れたいくつかの場所がカラスのねぐらになっている場所だったので、札幌にはカラスが多いと思ってしまったようです。個体も、比較的大きいハシブトガラスが多いのではなく、ハシブトガラスもハシボソガラスもいるようです。今度札幌へ行った時には、ちょっ...

池上彰の世界の見方 ドイツとEU

理想と現実のギャップ。...

猫が見ていた

猫の小説7編。この中で私には柚月裕子氏の「泣く猫」がベスト。他に、有栖川有栖氏の「エア・キャット」の登場人物の名前が「金子泰司 カネコタイシ」→ネコカイタシ 猫飼いたし。...

ほのぼのドイツぐらし。白乃 雪

〜国際結婚3年め、南ドイツの田舎町で新生活はじめました〜 というマンガです。ドイツ好きなので、ドイツでの日本人の生活の話に期待していたのですが、文というのかセリフというのか、ちょっと私には合いません。「てか」の濫用。最近の言葉の流行りなのかもしれませんが、「というか」が「てか」になっていて、嫌な気持ちになりました。「つか」も使われることがありますし、今の言葉としては普通なのかもしれませんね。...

京大式 おもろい勉強法

京大総長 ゴリラの山際さんの本です。ちょっとした関わりのある著者なので、ふんふんと頷きながら読みました。...

すべての「学び」の前にきたえるべきは、「教わる力」である。

友人に勧められて読んだ本です。この種の本の感想は特になし。1つ、ほほぅと思う部分がありました。➖世間では「知識偏重より知識活用」といわれ、あたかも「知識偏重」が悪いことであり、それを捨てて「知識活用」に集中するという論調が多いが、これは勘違い。「知識活用」は「知識偏重」という堅固な土台があって、初めて競争力を持つようになる。...

3男1女東大理三合格百発百中 絶対やるべき勉強法 佐藤亮子

佐藤ママの本。ナマ佐藤ママを見たこともあります。デカくて迫力ありました。「その子の入れる1番上の学校に入れたいと思いました。」とあり、だから全員東大理三でしたか。何がしたいとかではなくて、1番上。典型的な理系コンプレックスの保護者?でも、彼女のやり方に従えば、日本で1番上の学校に入れるというのも事実です。「よく、勉強ばかりしていても頭でっかちになるだけで人間性が欠けると言われますが、私は知識があるか...

i 西加奈子

「i」アイ。主人公の名前がアイ。父アメリカ人、母日本人、シリアからの養子。数学に魅せられる。「この世界にアイは存在しません」という数学教師の言葉から始まる。そして十数年、「この世界にアイは存在する」!西加奈子好きです。読んでみてください。...

日本二千六百年史 大川周明

...

R帝国 中村文則

切なくなります。...

百貨の魔法 村山早紀

温かいです。こうなったらいいな、と思うようになる展開が嬉しいです。じんわりと泣けて、幸せな気持ちになれるお話です。...

知性の転覆 日本人がバカになってしまう構造 橋本治

題名は難しそう。文章は読みやすそう。でもとっても読み難い本でしたもう少し安易でないと「ヤンキー」は読むことができないでしょう。...

青空に飛ぶ 鴻上尚史

「第二次世界大戦末期、何度も特攻として敵地に飛び、毎回返ってくることができた特攻隊員と、現代の少年の話」ということで読み始めましたが、少年のひどいイジメの話に、泣きそうになりながら読み進みました。イジメによる自殺があり、生徒にイジメのアンケートをしても、イジメがあったと言うと次は自分がイジメられるから イジメはなかったという生徒たち。特攻と自殺、死ぬということについて関わっています。劇作家の鴻上尚...

蜜蜂と遠雷 恩田陸

ピアノコンクールのお話です。描写が細かくて的確で、音が伝わってきます。音楽に愛された人たち。「音を外へ連れ出す」ピアノ演奏。曲の分析も楽しめます。ピアノに縁のない人が読んでどうなのかはわかりませんが、ピアノ好きな私には大切な本となりました。...

頭に来てもアホとは戦うな! 田村耕太郎

題名から期待した内容と異なった内容でした。今の私にはあまり必要のないお話でした。自分にばかり厳しく当たったり、むやみやたらに足をひっぱったり、いちゃもかをつけたりする相手「アホ」への対応方が書いてあります。私が期待していたどこにでもいる「アホ」の扱い方ではありませんでした。残念。...

学校では教えてくれない差別と排除の話 安田浩一

読みやすい文章です。わかりやすい内容です。多くの差別と排除は、無知と誤解から生じる。「理性」と「小さな正義」を元に生きていきたい。...

もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら

100人の代表的な作家の文体で「カップ焼きそばの作り方」を書いた本です。作家以外のものもはいっています。そう、これが特徴!と思わず頷いてしまうカップ焼きそばの作り方集です。...

千日のマリア 小池真理子

私が知っていた小池真理子は、30年以上も前、「ノンセクトラジカル派」と形容されていた「知的悪女のすすめ」でデビューした女性でした。何十年を経て出会った彼女の小説は、何と表現しようか、きれい、です。いつの間にか「短編小説の名手」と言われているようです。この本も短編小説集です。...

シューマンの指 奥泉光

まず図書館で借りて読みました。おもしろかったので、もう一度図書館で借りて読みました。そして購入しました。おもしろいと思う本は時々ありますが、モノが増えるのが嫌なので買って自分のものにしようとまでは なかなか思いません。でもこれは買ってしまいました。この小説に出てくるシューマンの曲を集めたCDまで買ってしまいました。このCDはちょっと期待外れ。有名な演奏家たちの演奏ですが、味がないのです。私の好きなシュ...

罪の声 塩田武士

グリコ・森永事件を題材にした小説です。フィクションですが、事件発生日時や脅迫状などは実際の事件通りに描かれています。脅迫に使われた子どもの声が録音されたカセットテープを自宅で見つけた主人公の男性、それは就学前の自分の声でした。京都・大阪・滋賀と、知っている場所が出てくるので、まるで映画を観ているように読み進みました。この事件では、私の身近な人たちも、警察の聞き込みの対象にされたということだったので...

星の子 今村夏子

新興宗教にのめり込む両親のもとで育って行く娘の話。でも、なんだか自然な感じがする。この作家の小説は説明されるべきことが説明されないらしい。それが不気味さを感じさせるのか。平易な文章なので読みやすいが、深い気がする。蛇足:この小説にも一回だけだが「くぐもる」という言葉が使われている。最近の小説の流行り言葉のような気がするのは私だけ?...

ブラック部活動 内田良

ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う。自主的なのに強制される。自主的だから加熱する。現場の教員が声をあげて改革しつつある問題です。「昔から続いてきたことや、大多数がやっていることが正しいとは限らない。おかしいと感じたら立ち止まり、疑うべきである。」...

東京23話 山内マリコ

東京の23区、各区をテーマにした短編小説集です。東京に詳しくない私は、区の特徴がわかってへーそうなんだと読みました。東京在住わずか8年でこれを書いた著者はよく観察しよく勉強したのですね。京都11区をテーマにした京都11話を考えてみましょうか。...

闘う文豪とナチス・ドイツ(トーマス・マンの亡命日記)

日本の二・二六事件に関する記述もありました。彼の妻の兄弟が東京で音楽教師をしていたようで、そういう点からも日本への関心が強かったのでしょう。...

男尊女子 酒井順子

男尊女子の存在をテーマ毎にまとめた本です。専業主婦願望とか「主人」とか。私も気になる方なので面白く読み進むことができました。...

アジ玉

バングラデシュ人と結婚した漫画家のお話(マンガ)です。アジアの玉の輿、アジ玉。バングラデシュ料理の作り方なども出てきて楽しいマンガです。...

みかづき 森絵都

森絵都さんの長編小説。昭和から平成、学習塾業界を舞台にした親子三代の物語です。長編は苦手な私でしたが、続きが読みたくて読みたくて、読み進むことができました。時代とともに学習塾の意義も変遷していきます。登場人物も決して特別な人ではないのですが魅力的に描かれています。「教育は、子どもをコントロールするためにあるんじゃない。不条理に抗う力、たやすくコントロールされないための力を授けるためにあるんだ。」基...

シュレーディンガーの猫を追って

翻訳物だからか、内容がそうなのか、読み難い本です。同じことを言うのに本一冊使うのか?と思う私には合わない本だったのでしょう。...

サーカスナイト よしもとばなな

よしもとばななの文章は下手な表現がないので読んでいて楽です。この小説にはバリのウブドの精神が描かれているような気がします。でも決してバリが舞台の小説ではないのです。好き。...

ある日うっかりPTA 杉江松恋

東京都内の某公立小学校で2008年から2011年までPTA会長を務めたライターの記録本です。 私もほぼ同じ時期に公立小学校のPTA本部役員を5年間務めました。東京と京都の違いはほとんどなく、読んでいて あるあるの嵐、その通り!ここだけの話ですが、PTAなくても良いのでは?と思っています。その辺りのことを話せば本一冊くらいになりそう(笑)。...

サイレント ブレス 南杏子

在宅医療の短編集です。サイレントブレスとは、静けさに満ちた日常の中で、穏やかな終末期を迎えることをイメージする言葉です。著者は医師です。わざとらしさがない、心に響く内容でした。...

豆の上で眠る 湊かなえ

一気に読みました。湊かなえとは相性良いみたいです。...

百年の散歩 多和田葉子

舞台はベルリン。通りに絡めた短編集です。ベルリンなのでわかるかな?と思って読み始めましたが、そう簡単ではありませんでした。教養がないと理解できないまま、理解できていないことすらわからずに読んでしまうかも。すごいわ。...

コンビニ人間 村田沙耶香

平坦な文章と思いましたが、なかなか面白い内容でした。流行り?の発達障害、社会不適合者。そちら側からの見方を知ることができます。オススメします。...

オペラの本

勤務先で仲良しの女性の叔父さんが、なんと音楽評論家の堀内修氏だったのです。著書をたくさんいただきました。ありがとうございます。...

ヒポクラテスの憂鬱 中山七里

毎度、ストーリーのみの小説。この作者、女性だと思っていたら男性でした。...

リバース 湊かなえ

テレビドラマ化されるようです。多分テレビは観ないと思います。さすが湊かなえ、早く寝ようと思いながら昨夜一気に読んでしまいました。...

セイレーンの懺悔 中山七里

薄っぺらな小説。ミステリーだから文学性を期待することが間違っているのか、私とこの作者との相性が良くないのか。...

ゼロからわかるキリスト教

最近、講演会などでよく登場する佐藤優氏。同志社大学神学部卒の元外交官です。日本のキリスト教は、諸外国のキリスト教とは少し異なるのではないかと私は思っているのですが、この本で少しだけ理解できたような気がします。それにしても同志社大学神学部って面白そうです。...

嗤う名医 久坂部羊

一気に読みました。作者は医師です。医療の専門教育を受けていない作家の医療関連小説は、何かしら嘘っぽいと思っているので、これはホンモノだと思いました。...

ポピュリズムとは何か

最近よく耳にするポピュリズム。勉強してみました。...

浮遊霊ブラジル 津村記久子

津村記久子という人の本を始めて読みました。卓抜なユーモアと鋭い人間観察、リズミカルな文章と意表を突く展開。まさにその通りです。軽く読めますが、決して展開だけを追ってはいない著作です。オススメ。...

白衣の嘘

医療関係者ではない作者が書いた医療を題材にした短編小説集です。軽く読めます。ストーリーだけを追って行く感じです。...

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みけのみいこ

Author:みけのみいこ
猫と旅とピアノとビールが大好き。

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