若い獣医師が書いたライトノベルです
文章や内容はライトノベルなのでライトですが、獣医学部や獣医業界の現状が各所に出てくるので、広報的な意味はあるかもしれません
「獣医師の就職内定率は、選り好みしなければほぼ百%。一方、大学院を卒業しても給料査定にプラスされることは少なく、卒業にはさらに四年を要する。大学関係者を目指すか、知的好奇心のある社会人以外にはなかなかない選択肢だ。」
「獣医は医者の仲間で儲けていると考えられがちだが、日本での獣医の地位は医者よりもずっと低い。やりがいはあっても重労働で、給料も受験難易度の割にサラリーマン等とさほど変わらないのだ。」
とある。
(付け加えれば、某市役所の給与は、薬剤師と獣医師は同じであり、比べて医師はダントツ)



文章や内容はライトノベルなのでライトですが、獣医学部や獣医業界の現状が各所に出てくるので、広報的な意味はあるかもしれません
「獣医師の就職内定率は、選り好みしなければほぼ百%。一方、大学院を卒業しても給料査定にプラスされることは少なく、卒業にはさらに四年を要する。大学関係者を目指すか、知的好奇心のある社会人以外にはなかなかない選択肢だ。」
「獣医は医者の仲間で儲けていると考えられがちだが、日本での獣医の地位は医者よりもずっと低い。やりがいはあっても重労働で、給料も受験難易度の割にサラリーマン等とさほど変わらないのだ。」
とある。
(付け加えれば、某市役所の給与は、薬剤師と獣医師は同じであり、比べて医師はダントツ)



「ウィーンから日本へ 近代音楽の道を拓いた ルドルフ・ディットリヒ物語」
1888年(明治21年)、近代音楽教育のためにオーストリアから日本にやってきたディットリヒの伝記です
小説ではなく解説書なので、淡々と読むことができました
彼は日本に西洋近代音楽教育をもたらしたその業績を讃えられる人物ですが、一緒に来日した妻が病死した後、日本女性との間に子どもをもち、その後オーストリアに帰国して、別の女性と結婚しています
結婚したのは2度で相手はオーストリア人女性
日本で子どもをもった女性とは結婚していません
そういう時代であったとはいえ、日本人が馬鹿にされているようで哀しいですね
日本人との間に生まれたのは男の子、その子の息子が俳優の根上淳さんだそうです
つまりディットリヒの孫になります
著者のポール・オフィットは、米国の小児科医で、フィラデルフィア小児病院ワクチン教育センター長です
反ワクチン運動の功罪について、データをもとに書かれています
いま、世間では新型コロナウイルスワクチンが話題となっていますが、コロナやインフルエンザワクチンのように、終生免疫が得られず効果が数ヶ月というワクチンと、接種したら一生もののワクチンとでは、その扱いも異なると思います
個人的には、効果が数ヶ月というワクチンの接種には???ですが、それ以外のワクチンの接種は必要だと思っています
日本での子宮頸がんワクチンに関する一連の事件には、ワクチン接種を原因とすることで気持ちが救われる母子たちに苛立ちを感じます
人生思い通りにならないのは、子宮頸がんワクチンを接種したからということでメンタル安定するのでしょうが、そのために、今後子宮頸がんで亡くなる人が増えていくことに対しての責任なんて考えてもいないのでしょうね