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Entries

島旅×ねこ にゃんこの島の歩き方

12の小さな島々に暮らす猫の紹介本です。これらの猫に会いに行くには船に乗って行くことになります。小さな島なので、便数も限られています。...

憧れの女の子 朝比奈あすか

短編が5編。うち4編にドキッとしました。表題の憧れの女の子、今度は女の子が欲しいと男女産み分けに努力する妻、その結果妊娠したのは男の子で、そして・・・。朝比奈あすか、好きな作家になりました。...

自画像 朝比奈あすか

ヒエラルキーが形成された中学の教室、その生々しい描写、読み進むのが辛くなります。後半の展開に不自然さを感じましたが、読み手を惹きつける力はすごいと思います。読んでみてください。...

病気と薬 ウソ・ホントの見分け方 名郷直樹

8割くらい同意できる内容でした。風邪に薬は不要であるし、子宮頸がんワクチンによる副作用が日本だけであるという不思議など、代弁してもらっているようでスッキリしました。...

告白の余白 下村敦史

ミステリーを読む時、途中で気になって最後を少し読んでしまうことが多いのですが、今回は夢中になって読み進み、最後を先に読むということはありませんでした。よそ者の私は京都について思うところが多々あります。その思いを絡めながら読むからでしょうか、面白い内容でした。京都で600年続く老舗の和菓子屋が中心になる話で、和菓子屋が隣にある饅頭屋を見下す場面が多々出てきます。あえて差別的表現をするならば、老舗の和菓...

宗教と資本主義・国家

池上彰佐藤優松岡正剛碧海寿広若松英輔激動する世界と宗教。15の夏を読んで、佐藤優氏のことをもう少し知りたくなったので、この本を読みました。無宗教ですといっても、現代では拝金教であるとか、猫教であるとか、何かであるとか。本題から外れるかもしれませんが、佐藤優氏はクリスチャンで、日本のクリスチャンはだいたい収入の1割を教会へ寄付(献金)しているということが驚きでした。結構な額です。それに比べて日本の仏教...

死因不明社会2018 海堂尊

解剖率が先進国中最低レベルの日本の現状を変えるため、A i(Autopsy imaging)(死亡時画像診断)の導入を訴える内容です。...

十五の夏 下 佐藤優

やっと下巻がまわってきました佐藤優氏の十五の夏。下巻は旧ソ連が中心です。佐藤優氏と私は同じ学年で、旧制一中が前身の公立高校出身というところも同じ。当時流行っていた海外の短波放送を聴いてベリカードをもらい、ラジオは短波放送を聴くためのSONYのスカイセンサー5800も同じ。ただ彼は浦和という東京近郊に住んでいたため、都心にあるモスクワ放送東京支局や日ソ協会などにも放課後に出入りすることができたようです。「若...

京都の壁 養老孟司

いままで養老孟司の本を読みたいとは思わなかったのですが、「京都の」という題名を見て読んでみようと思いました。東京人(正確には鎌倉人)が書いた京都ですね。どこかで京都を「良いもの」と認識しています。ただ、いくつかその通りと思う記述もありました。✳︎(京大と比較して)東大はこうでなければならないという基準のようなものがある。実学と常識を学ぶのが東大。✳︎(京都賞とからめて)ノーベル賞は、賞の対象が基礎では...

トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう 海堂尊

借りて読む本ではなくて持っていて時々確認するタイプの本でした。...

十二人の死にたい子どもたち 冲方丁

映画化されたそうです。公開は来年1月。合同安楽死のために集まった12人の未成年者が、話し合ううちに死ぬ選択をやめて帰っていく話です。ネットで参加者を募集したこの集いですが、実はこの主催者が、死にたいと思う子どもたちを死なせないために何回もこうして死にたい子どもたちを集めていて、結果として死を選択しないというオチ付。...

アンソロジー ビール

41人によるビールについての文章を集めた本です。もちろん日本でビールが普及して以降の話ですが、年代も職業も様々な人たちです。 赤塚不二夫氏は漫画です。そこで重大な誤植を見つけてしまいました。千野栄一氏と谷口純氏のプロフィールが同じなのです。どうもこれは千野栄一氏のもののようで、谷口純氏のものが間違っているようです。多分、その後に訂正が出たのだろうと思いますが、これは図書館の本、訂正が反映されていない...

ガンコロリン 海堂尊

海堂尊の短編集です。星新一のショートショートが少し長くなったような話です。...

息子ってヤツは 室井佑月

親の気持ちが素直に表現されていて、そうそうその通りと読み進みました。ひとり息子の中学受験の話と、入学した中高一貫の私立学校での話です。中学受験には様々なパターンがあると思います。我が家とは異なるので、こういう流れが一般の中学受験なんだなと思いながら読みました。この息子さん今高3、来年が楽しみですが、親としては結果がわかるまでは、ずどーんと重い気持ちでしょう。そのこともまた書いてくれるのかな?...

日本全国このパワースポットがすごい!若月佑輝郎

洞爺湖の情報がほしくて、この本を借りました。否定するわけではありませんが、スピリチュアルマスターって胡散くさいと思ってしまう・・・。でもまあこれも、需要と供給ですから。...

アールダーの方舟 周木律

アールダーとはノアの箱舟伝説のアララト山の呼び名です。ミステリーという面からは、ノアの箱舟探検隊の中で殺人事件が起こるというありふれた展開ですが、キリスト教ユダヤ教イスラム教という3つの宗教についての説明が詳しく面白く、作者は、自分の宗教論を表現したかったのではないかと思います。おススメの一冊。題名を変えて文庫本になっています。雪山の檻・ノアの方舟調査隊の殺人。わかりやすいですね。...

イスラム飲酒紀行 高野秀行

題名の通り、アルコール禁忌のイスラム圏の国々で飲酒する話です。どこの国にも闇のアルコールがあるのですねー。...

卵子探しています 宮下洋一

−世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて−スペインで、卵子提供を呼びかける日本語のポスターを見た筆者、そこから取材が始まった。日本では第三者の卵子提供による体外受精が原則禁止されている。でも認められている国もある。スペイン、フランス、アメリカ、タイ、スウェーデンそして日本の6カ国の現場を取材したノンフィクション。卵子も老化するので、出産を希望するなら妊娠を先延ばしにしない方が良いという話が何度も出てきた。...

盤上の向日葵 柚月裕子

将棋を知らない私ですが、難解な部分もなく一気に読み終えました。囲碁や将棋のプロの世界は、偏見かもしれませんが、精神を病みそうな世界に思えます。脆弱性を持つ人間と高ストレス。哀しい物語。...

十五の夏 佐藤優

図書館で借りています。上下ありますが、下巻がまだ順番待ちです。おもしろいので早く続きが読みたいのですが。元外務省官僚の佐藤優さんが、高1の夏休みにに1人で東欧を旅した記録です。同世代の彼の旅行記に、当時同じ高校生だった自分を重ね合わせて読み進むと感無量です。上巻はモスクワに到着したところで終わっています。...

妻に捧げた1778話 眉村卓

お話だけでなく、その時々の様子も書かれている本です。私が昔抱いていた作家眉村卓のイメージと違う彼に驚きました。妻は幸せ者だと思います。私にも書いてほしいな。...

京のにゃんこ

猫カフェだけでなく、猫のいるお店や場所なども載っています。猫好きとしてはひとつひとつ回ってみたいですね。...

不死身の特攻兵 鴻上尚史

劇団 ・第三舞台主宰の劇作家・鴻池尚史のノンフィクション。彼の小説「青空に飛ぶ」はフィクション。重なる部分もあります。劇作家としての鴻池尚史氏のことは、それなりに知っていましたが、彼が1人の元特攻兵へのインタビューを通して、真実を伝えたいという思いを実現したということが意外でした。「どんな社会的な運動も当事者より傍観者の方が饒舌になります。熱く語るのは当事者になれなかった傍観者、または当事者になりた...

どこからが心の病ですか? 岩波明

期待していた客観的な解説本ではありませんでした。精神科医としての筆者の考えを書いた内容でした。当然といえば当然なのですが、何か違うような。彼の固定観念とは合わないものを感じます。この人には診てもらいたくないな。 症例がたくさん出てくるのですが、成績優秀→県立高校へ進学、勉強できない→私立の女子校へ進学、という記載が多くて、いつの時代のどこの地域の話やねん?と思ってしまいます。...

庭 小山田浩子

芥川賞作家 小山田浩子の短編集。その描写にゾクっとします。改行せずに続ける文章、一文に重なる言葉たち、これが彼女の文体なのかな。小山田浩子の世界に引き込まれていきます。「くぐもった匂い」という表現がこの本の「うらぎゅう」に2回出てきました。くぐもるという動詞はくぐもった声のように音をあらわすと思っていたのですが、ここでは音ではなく匂いに使われています。確かにくぐもった匂いというとその匂いをイメージで...

たゆたえども沈まず 原田マハ

19世紀末のパリ。画家ゴッホと画商であるその弟、パリで活躍した日本人画商の史実をもとにしたフィクション。訪れたことのない世紀末のパリやゴッホの作品が目に浮かびます。読みやすい文章とストーリー性のある内容なので一気に読むことができます。これからゴッホの絵を観る時に思い出すかもしれません。...

なんでそうなの札幌のカラス 中村眞樹子

札幌にはカラスが多く、個体も大きいような気がして、この本を読みました。読んでわかったのですが、カラスが札幌に特に多いということではなく都会に多いということと、私が訪れたいくつかの場所がカラスのねぐらになっている場所だったので、札幌にはカラスが多いと思ってしまったようです。個体も、比較的大きいハシブトガラスが多いのではなく、ハシブトガラスもハシボソガラスもいるようです。今度札幌へ行った時には、ちょっ...

池上彰の世界の見方 ドイツとEU

理想と現実のギャップ。...

猫が見ていた

猫の小説7編。この中で私には柚月裕子氏の「泣く猫」がベスト。他に、有栖川有栖氏の「エア・キャット」の登場人物の名前が「金子泰司 カネコタイシ」→ネコカイタシ 猫飼いたし。...

ほのぼのドイツぐらし。白乃 雪

〜国際結婚3年め、南ドイツの田舎町で新生活はじめました〜 というマンガです。ドイツ好きなので、ドイツでの日本人の生活の話に期待していたのですが、文というのかセリフというのか、ちょっと私には合いません。「てか」の濫用。最近の言葉の流行りなのかもしれませんが、「というか」が「てか」になっていて、嫌な気持ちになりました。「つか」も使われることがありますし、今の言葉としては普通なのかもしれませんね。...

京大式 おもろい勉強法

京大総長 ゴリラの山際さんの本です。ちょっとした関わりのある著者なので、ふんふんと頷きながら読みました。...

すべての「学び」の前にきたえるべきは、「教わる力」である。

友人に勧められて読んだ本です。この種の本の感想は特になし。1つ、ほほぅと思う部分がありました。➖世間では「知識偏重より知識活用」といわれ、あたかも「知識偏重」が悪いことであり、それを捨てて「知識活用」に集中するという論調が多いが、これは勘違い。「知識活用」は「知識偏重」という堅固な土台があって、初めて競争力を持つようになる。...

3男1女東大理三合格百発百中 絶対やるべき勉強法 佐藤亮子

佐藤ママの本。ナマ佐藤ママを見たこともあります。デカくて迫力ありました。「その子の入れる1番上の学校に入れたいと思いました。」とあり、だから全員東大理三でしたか。何がしたいとかではなくて、1番上。典型的な理系コンプレックスの保護者?でも、彼女のやり方に従えば、日本で1番上の学校に入れるというのも事実です。「よく、勉強ばかりしていても頭でっかちになるだけで人間性が欠けると言われますが、私は知識があるか...

i 西加奈子

「i」アイ。主人公の名前がアイ。父アメリカ人、母日本人、シリアからの養子。数学に魅せられる。「この世界にアイは存在しません」という数学教師の言葉から始まる。そして十数年、「この世界にアイは存在する」!西加奈子好きです。読んでみてください。...

日本二千六百年史 大川周明

...

R帝国 中村文則

切なくなります。...

百貨の魔法 村山早紀

温かいです。こうなったらいいな、と思うようになる展開が嬉しいです。じんわりと泣けて、幸せな気持ちになれるお話です。...

知性の転覆 日本人がバカになってしまう構造 橋本治

題名は難しそう。文章は読みやすそう。でもとっても読み難い本でしたもう少し安易でないと「ヤンキー」は読むことができないでしょう。...

青空に飛ぶ 鴻上尚史

「第二次世界大戦末期、何度も特攻として敵地に飛び、毎回返ってくることができた特攻隊員と、現代の少年の話」ということで読み始めましたが、少年のひどいイジメの話に、泣きそうになりながら読み進みました。イジメによる自殺があり、生徒にイジメのアンケートをしても、イジメがあったと言うと次は自分がイジメられるから イジメはなかったという生徒たち。特攻と自殺、死ぬということについて関わっています。劇作家の鴻上尚...

蜜蜂と遠雷 恩田陸

ピアノコンクールのお話です。描写が細かくて的確で、音が伝わってきます。音楽に愛された人たち。「音を外へ連れ出す」ピアノ演奏。曲の分析も楽しめます。ピアノに縁のない人が読んでどうなのかはわかりませんが、ピアノ好きな私には大切な本となりました。...

頭に来てもアホとは戦うな! 田村耕太郎

題名から期待した内容と異なった内容でした。今の私にはあまり必要のないお話でした。自分にばかり厳しく当たったり、むやみやたらに足をひっぱったり、いちゃもかをつけたりする相手「アホ」への対応方が書いてあります。私が期待していたどこにでもいる「アホ」の扱い方ではありませんでした。残念。...

学校では教えてくれない差別と排除の話 安田浩一

読みやすい文章です。わかりやすい内容です。多くの差別と排除は、無知と誤解から生じる。「理性」と「小さな正義」を元に生きていきたい。...

もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら

100人の代表的な作家の文体で「カップ焼きそばの作り方」を書いた本です。作家以外のものもはいっています。そう、これが特徴!と思わず頷いてしまうカップ焼きそばの作り方集です。...

千日のマリア 小池真理子

私が知っていた小池真理子は、30年以上も前、「ノンセクトラジカル派」と形容されていた「知的悪女のすすめ」でデビューした女性でした。何十年を経て出会った彼女の小説は、何と表現しようか、きれい、です。いつの間にか「短編小説の名手」と言われているようです。この本も短編小説集です。...

シューマンの指 奥泉光

まず図書館で借りて読みました。おもしろかったので、もう一度図書館で借りて読みました。そして購入しました。おもしろいと思う本は時々ありますが、モノが増えるのが嫌なので買って自分のものにしようとまでは なかなか思いません。でもこれは買ってしまいました。この小説に出てくるシューマンの曲を集めたCDまで買ってしまいました。このCDはちょっと期待外れ。有名な演奏家たちの演奏ですが、味がないのです。私の好きなシュ...

罪の声 塩田武士

グリコ・森永事件を題材にした小説です。フィクションですが、事件発生日時や脅迫状などは実際の事件通りに描かれています。脅迫に使われた子どもの声が録音されたカセットテープを自宅で見つけた主人公の男性、それは就学前の自分の声でした。京都・大阪・滋賀と、知っている場所が出てくるので、まるで映画を観ているように読み進みました。この事件では、私の身近な人たちも、警察の聞き込みの対象にされたということだったので...

星の子 今村夏子

新興宗教にのめり込む両親のもとで育って行く娘の話。でも、なんだか自然な感じがする。この作家の小説は説明されるべきことが説明されないらしい。それが不気味さを感じさせるのか。平易な文章なので読みやすいが、深い気がする。蛇足:この小説にも一回だけだが「くぐもる」という言葉が使われている。最近の小説の流行り言葉のような気がするのは私だけ?...

ブラック部活動 内田良

ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う。自主的なのに強制される。自主的だから加熱する。現場の教員が声をあげて改革しつつある問題です。「昔から続いてきたことや、大多数がやっていることが正しいとは限らない。おかしいと感じたら立ち止まり、疑うべきである。」...

東京23話 山内マリコ

東京の23区、各区をテーマにした短編小説集です。東京に詳しくない私は、区の特徴がわかってへーそうなんだと読みました。東京在住わずか8年でこれを書いた著者はよく観察しよく勉強したのですね。京都11区をテーマにした京都11話を考えてみましょうか。...

闘う文豪とナチス・ドイツ(トーマス・マンの亡命日記)

日本の二・二六事件に関する記述もありました。彼の妻の兄弟が東京で音楽教師をしていたようで、そういう点からも日本への関心が強かったのでしょう。...

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みけのみいこ

Author:みけのみいこ
猫と旅とピアノとビールが大好き。

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