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イスラム教の論理 飯山陽

友だちからまわってきた本です。とてもよくわかりました。「イスラム国」のようなイスラム過激派はイスラムではないと言われていますが、イスラム教の教義に忠実なのはイスラム教の理念の体現者である「イスラム国」であるということが、例をあげで解説されています。...

もっと言ってはいけない 橘玲

言ってはいけないの続編です。ということは、言ってはいけないがそこそこ売れたということですね。...

むらさきのスカートの女 今村夏子

芥川賞受賞作品です。今村夏子 むらさきのスカートの女。読みやすい中編小説です。日常のあるある、でも、ない。身近だけれど踏み込んでいない部分をなめらかに表現した小説に惹きつけられました。高級ホテルの清掃の仕事の話、だけではない話です。...

言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘玲

これは、物事をある一面から見たことを書いたもので、これが全てを決定するものではないということを認識しながら読みましょう。...

百の夜は跳ねて 古市憲寿

芥川賞候補作品。社会学者という肩書きでマスメディアに登場している作者ですが、鬼太郎が変形したような髪型や、慶應にAO入試で入ったという経歴が胡散臭いので、いままで避けていました。この小説が面白かったので、ちょっと見方が変わりました。この作品は、盗作疑惑や、差別的な見地などと酷評されていますが、読者を惹きつけるストーリー展開、希望のもてるラストなど、私はファンになってしまいました。...

老猫の本

みいちゃん14歳。勉強します。...

ゲームデザイン脳

ちょっと借りてみただけ。...

ルポ 東大女子 おおたとしまさ

東大女子ってカッコいいなあと思いますが、日本社会ではいまだに生き辛さがあるようで、社会全体としてもったいないと思います。私は専門職ですが、就職してから10年くらいは、同じ職種の男性よりも下に見られていたと思います。「男の人はいないの?」と女の私では不足であると言わんばかりの対応が日常でした。今でこそ、「女の人がいいわ」といわれることも多い業界になりましたが。能力に応じてというのか、適材適所というのか...

東大を出たあの子は幸せになったのか 樋田敦子

東京大学を卒業した女子たちのその後を取材した本です。題名から負のイメージがするのですが、その後を客観的に取材している内容で、読んでみて、みなさんそれなりに幸せになっていると思いました。ただ、ほとんどが文系の卒業生だったので、理系にはまた違った苦労があるのではないか?と思います。続編として、東大を卒業した理系女子は幸せになったのかという本を読んでみたいです。ああ、でもまだまだ日本は男性社会ですね。社...

"結婚"をやめたパリジェンヌたち 酒巻洋子

50年ほど前までは、パリでも封建的な結婚観に支配されていたということに驚いた。わずか50年。今では、結婚をしていてもしていなくても、ほぼ同じように社会保障を享受できるフランス。わざわざお上に婚姻を認めてもらう理由はあまり見当たらない。愛情に基づきカップルが誕生する、愛情がなくなれば離れる。そのためには男女共に経済的な自立が必須となる。よってパリの女性の就業率は高い。いまだに夫婦別姓すら認められていない...

鶴見俊輔伝 黒川創

思想家、鶴見俊輔氏の伝記です。鶴見氏のお家の前を通ったことがあるので、親しみを感じています。...

ベートーヴェン捏造 かげはら史帆

ベートーヴェンの秘書が自分に都合の良いように書いた伝記が嘘だったと検証していく内容です。読みにくいフォントで、読み進むにつれてそれがより苦痛となります。題名を見ると、クラシック音楽に興味のない人でもちょっと読んでみたくなるようですが、読んでみると、それがどうした?という感想です。正直言ってガッカリな本。...

京都、パリ この美しくもイケズな街 井上章一 鹿島茂

「京都ぎらい」や「美人論」で有名な井上章一氏とフランス文学者 鹿島茂氏の対談です。京都とパリの歴史を比較しながら、あれこれ論じていますが、井上氏の論は軽くて私には受け入れ難いです。 題名にある京都はイケズな街ということに関しても中途半端です。まあそれが井上氏の特徴と言ってしまえばそれまでですが。...

熱帯 森見登美彦

図書館で予約、何ヶ月も待って、ようやく順番がまわってきました。森見登美彦の新作「熱帯」です。彼の作品の舞台は我が家のご近所なので、読みながら位置関係も映像付きで把握できます。そして独特のファンタジー。好きなんです。今回はアラビアンナイト、千夜一夜物語がベースです。夫に、熱帯の話をしたら、「持ってる」と言われました。左が図書館で借りた本、右が我が家にあった本。...

パリ16区 美しく生きる人の12か月

来月パリへ行く予定で、しかも16区に泊まるので、ピッタリの本があると思い読んでみました。いやー、これはセレブの自慢話か?それなりの経歴の筆者のようですが、残念ながら内容に知性が感じられません。パリ16区がこのような感覚の場所であるのかどうか、行って確かめてきます。...

宝島 真藤順丈

第160回直木賞作品です。舞台は1952年から1972年の沖縄。瀬長亀次郎など実在の人物も登場し、知っているようで知らない沖縄の歴史をあらためて突きつけられたような気がします。そして作者は沖縄出身ではないというところも驚きです。1972年5月15日、沖縄本土返還の日、当時中学生だった私、社会科の先生から沖縄の話があった後、学校が午後から休みになったことを覚えています。この本の宣伝で、「少年少女は、警察官になり、教師...

妻のトリセツ 黒川伊保子

「妻のトリセツ」題名のつけ方が上手いですね、読んでみたくなります。著者は脳科学に詳しいので、内容は簡潔でそれなりに説得力もあるのですが、読んでいてこのモヤモヤ感は何?そうなんです。ここでいう妻とは、専業主婦か、そうでなくても家事をするのが当たり前という位置付けをされた女性たちで、当たり前のように子どものいる家庭の女性のこと。違和感ありすぎます。古い時代の価値観に則った内容にがっかりです。女性の邪魔...

異邦人(いりびと) 原田マハ

ゴッホの支援者を描いた「たゆたえども沈まず」を読んで興味をもった作家・原田マハの作品です。舞台は現代の京都。京都に住む者として、ツッコミたくなるような科白もありますが、読み手を惹きつけるストーリーには感服します。読みながら頭の中で場面場面を描くような、美の作品なので、映像化されたものを観てみたい気がします。娘の夫と関係をもつくだりがありますが、これは理解に苦しみます。個人的には、種族保存目的以外の...

ベルリンは晴れているか 深緑野分

直木賞候補作品。舞台は第二次世界大戦開戦前から終戦直後のベルリン。一応ミステリーですが、犯行動機の描写もなく、ミステリーというより戦争と市民の話と言った方が的確な気がします。ドイツ人が書いた小説の翻訳ではなく、その親も戦争を知らない世代の日本人が書いたベルリン。ベルリンは何度も訪れている私の好きな街、読みながら景色を思い浮かべていますが、私が知っているベルリンは復興したベルリンなので、正確にはこの...

ボクたちはみんな大人になれなかった 燃え殻

読みやすくて、90年代の様子を思い出す物語です。ただ、主人公とは歩んだ世界が異なるためか、いまひとつ親近感はわきませんでした。同じような世界を歩んだ人にはうける物語かもしれませんね。...

夏子の冒険 三島由紀夫

男性が描いた女性、夏子の話。同性からみると、嫌な女。これを魅力的な女性と勘違いする男の愚かさに苛立つ。コメディータッチでドラマ化したら面白いかもしれない。...

島旅×ねこ にゃんこの島の歩き方

12の小さな島々に暮らす猫の紹介本です。これらの猫に会いに行くには船に乗って行くことになります。小さな島なので、便数も限られています。...

憧れの女の子 朝比奈あすか

短編が5編。うち4編にドキッとしました。表題の憧れの女の子、今度は女の子が欲しいと男女産み分けに努力する妻、その結果妊娠したのは男の子で、そして・・・。朝比奈あすか、好きな作家になりました。...

自画像 朝比奈あすか

ヒエラルキーが形成された中学の教室、その生々しい描写、読み進むのが辛くなります。後半の展開に不自然さを感じましたが、読み手を惹きつける力はすごいと思います。読んでみてください。...

病気と薬 ウソ・ホントの見分け方 名郷直樹

8割くらい同意できる内容でした。風邪に薬は不要であるし、子宮頸がんワクチンによる副作用が日本だけであるという不思議など、代弁してもらっているようでスッキリしました。...

告白の余白 下村敦史

ミステリーを読む時、途中で気になって最後を少し読んでしまうことが多いのですが、今回は夢中になって読み進み、最後を先に読むということはありませんでした。よそ者の私は京都について思うところが多々あります。その思いを絡めながら読むからでしょうか、面白い内容でした。京都で600年続く老舗の和菓子屋が中心になる話で、和菓子屋が隣にある饅頭屋を見下す場面が多々出てきます。あえて差別的表現をするならば、老舗の和菓...

宗教と資本主義・国家

池上彰佐藤優松岡正剛碧海寿広若松英輔激動する世界と宗教。15の夏を読んで、佐藤優氏のことをもう少し知りたくなったので、この本を読みました。無宗教ですといっても、現代では拝金教であるとか、猫教であるとか、何かであるとか。本題から外れるかもしれませんが、佐藤優氏はクリスチャンで、日本のクリスチャンはだいたい収入の1割を教会へ寄付(献金)しているということが驚きでした。結構な額です。それに比べて日本の仏教...

死因不明社会2018 海堂尊

解剖率が先進国中最低レベルの日本の現状を変えるため、A i(Autopsy imaging)(死亡時画像診断)の導入を訴える内容です。...

十五の夏 下 佐藤優

やっと下巻がまわってきました佐藤優氏の十五の夏。下巻は旧ソ連が中心です。佐藤優氏と私は同じ学年で、旧制一中が前身の公立高校出身というところも同じ。当時流行っていた海外の短波放送を聴いてベリカードをもらい、ラジオは短波放送を聴くためのSONYのスカイセンサー5800も同じ。ただ彼は浦和という東京近郊に住んでいたため、都心にあるモスクワ放送東京支局や日ソ協会などにも放課後に出入りすることができたようです。「若...

京都の壁 養老孟司

いままで養老孟司の本を読みたいとは思わなかったのですが、「京都の」という題名を見て読んでみようと思いました。東京人(正確には鎌倉人)が書いた京都ですね。どこかで京都を「良いもの」と認識しています。ただ、いくつかその通りと思う記述もありました。✳︎(京大と比較して)東大はこうでなければならないという基準のようなものがある。実学と常識を学ぶのが東大。✳︎(京都賞とからめて)ノーベル賞は、賞の対象が基礎では...

トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう 海堂尊

借りて読む本ではなくて持っていて時々確認するタイプの本でした。...

十二人の死にたい子どもたち 冲方丁

映画化されたそうです。公開は来年1月。合同安楽死のために集まった12人の未成年者が、話し合ううちに死ぬ選択をやめて帰っていく話です。ネットで参加者を募集したこの集いですが、実はこの主催者が、死にたいと思う子どもたちを死なせないために何回もこうして死にたい子どもたちを集めていて、結果として死を選択しないというオチ付。...

アンソロジー ビール

41人によるビールについての文章を集めた本です。もちろん日本でビールが普及して以降の話ですが、年代も職業も様々な人たちです。 赤塚不二夫氏は漫画です。そこで重大な誤植を見つけてしまいました。千野栄一氏と谷口純氏のプロフィールが同じなのです。どうもこれは千野栄一氏のもののようで、谷口純氏のものが間違っているようです。多分、その後に訂正が出たのだろうと思いますが、これは図書館の本、訂正が反映されていない...

ガンコロリン 海堂尊

海堂尊の短編集です。星新一のショートショートが少し長くなったような話です。...

息子ってヤツは 室井佑月

親の気持ちが素直に表現されていて、そうそうその通りと読み進みました。ひとり息子の中学受験の話と、入学した中高一貫の私立学校での話です。中学受験には様々なパターンがあると思います。我が家とは異なるので、こういう流れが一般の中学受験なんだなと思いながら読みました。この息子さん今高3、来年が楽しみですが、親としては結果がわかるまでは、ずどーんと重い気持ちでしょう。そのこともまた書いてくれるのかな?...

日本全国このパワースポットがすごい!若月佑輝郎

洞爺湖の情報がほしくて、この本を借りました。否定するわけではありませんが、スピリチュアルマスターって胡散くさいと思ってしまう・・・。でもまあこれも、需要と供給ですから。...

アールダーの方舟 周木律

アールダーとはノアの箱舟伝説のアララト山の呼び名です。ミステリーという面からは、ノアの箱舟探検隊の中で殺人事件が起こるというありふれた展開ですが、キリスト教ユダヤ教イスラム教という3つの宗教についての説明が詳しく面白く、作者は、自分の宗教論を表現したかったのではないかと思います。おススメの一冊。題名を変えて文庫本になっています。雪山の檻・ノアの方舟調査隊の殺人。わかりやすいですね。...

イスラム飲酒紀行 高野秀行

題名の通り、アルコール禁忌のイスラム圏の国々で飲酒する話です。どこの国にも闇のアルコールがあるのですねー。...

卵子探しています 宮下洋一

−世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて−スペインで、卵子提供を呼びかける日本語のポスターを見た筆者、そこから取材が始まった。日本では第三者の卵子提供による体外受精が原則禁止されている。でも認められている国もある。スペイン、フランス、アメリカ、タイ、スウェーデンそして日本の6カ国の現場を取材したノンフィクション。卵子も老化するので、出産を希望するなら妊娠を先延ばしにしない方が良いという話が何度も出てきた。...

盤上の向日葵 柚月裕子

将棋を知らない私ですが、難解な部分もなく一気に読み終えました。囲碁や将棋のプロの世界は、偏見かもしれませんが、精神を病みそうな世界に思えます。脆弱性を持つ人間と高ストレス。哀しい物語。...

十五の夏 佐藤優

図書館で借りています。上下ありますが、下巻がまだ順番待ちです。おもしろいので早く続きが読みたいのですが。元外務省官僚の佐藤優さんが、高1の夏休みにに1人で東欧を旅した記録です。同世代の彼の旅行記に、当時同じ高校生だった自分を重ね合わせて読み進むと感無量です。上巻はモスクワに到着したところで終わっています。...

妻に捧げた1778話 眉村卓

お話だけでなく、その時々の様子も書かれている本です。私が昔抱いていた作家眉村卓のイメージと違う彼に驚きました。妻は幸せ者だと思います。私にも書いてほしいな。...

京のにゃんこ

猫カフェだけでなく、猫のいるお店や場所なども載っています。猫好きとしてはひとつひとつ回ってみたいですね。...

不死身の特攻兵 鴻上尚史

劇団 ・第三舞台主宰の劇作家・鴻池尚史のノンフィクション。彼の小説「青空に飛ぶ」はフィクション。重なる部分もあります。劇作家としての鴻池尚史氏のことは、それなりに知っていましたが、彼が1人の元特攻兵へのインタビューを通して、真実を伝えたいという思いを実現したということが意外でした。「どんな社会的な運動も当事者より傍観者の方が饒舌になります。熱く語るのは当事者になれなかった傍観者、または当事者になりた...

どこからが心の病ですか? 岩波明

期待していた客観的な解説本ではありませんでした。精神科医としての筆者の考えを書いた内容でした。当然といえば当然なのですが、何か違うような。彼の固定観念とは合わないものを感じます。この人には診てもらいたくないな。 症例がたくさん出てくるのですが、成績優秀→県立高校へ進学、勉強できない→私立の女子校へ進学、という記載が多くて、いつの時代のどこの地域の話やねん?と思ってしまいます。...

庭 小山田浩子

芥川賞作家 小山田浩子の短編集。その描写にゾクっとします。改行せずに続ける文章、一文に重なる言葉たち、これが彼女の文体なのかな。小山田浩子の世界に引き込まれていきます。「くぐもった匂い」という表現がこの本の「うらぎゅう」に2回出てきました。くぐもるという動詞はくぐもった声のように音をあらわすと思っていたのですが、ここでは音ではなく匂いに使われています。確かにくぐもった匂いというとその匂いをイメージで...

たゆたえども沈まず 原田マハ

19世紀末のパリ。画家ゴッホと画商であるその弟、パリで活躍した日本人画商の史実をもとにしたフィクション。訪れたことのない世紀末のパリやゴッホの作品が目に浮かびます。読みやすい文章とストーリー性のある内容なので一気に読むことができます。これからゴッホの絵を観る時に思い出すかもしれません。...

なんでそうなの札幌のカラス 中村眞樹子

札幌にはカラスが多く、個体も大きいような気がして、この本を読みました。読んでわかったのですが、カラスが札幌に特に多いということではなく都会に多いということと、私が訪れたいくつかの場所がカラスのねぐらになっている場所だったので、札幌にはカラスが多いと思ってしまったようです。個体も、比較的大きいハシブトガラスが多いのではなく、ハシブトガラスもハシボソガラスもいるようです。今度札幌へ行った時には、ちょっ...

池上彰の世界の見方 ドイツとEU

理想と現実のギャップ。...

猫が見ていた

猫の小説7編。この中で私には柚月裕子氏の「泣く猫」がベスト。他に、有栖川有栖氏の「エア・キャット」の登場人物の名前が「金子泰司 カネコタイシ」→ネコカイタシ 猫飼いたし。...

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みけのみいこ

Author:みけのみいこ
猫と旅とピアノとビールが大好き。

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