著者のポール・オフィットは、米国の小児科医で、フィラデルフィア小児病院ワクチン教育センター長です
反ワクチン運動の功罪について、データをもとに書かれています
いま、世間では新型コロナウイルスワクチンが話題となっていますが、コロナやインフルエンザワクチンのように、終生免疫が得られず効果が数ヶ月というワクチンと、接種したら一生もののワクチンとでは、その扱いも異なると思います
個人的には、効果が数ヶ月というワクチンの接種には???ですが、それ以外のワクチンの接種は必要だと思っています
日本での子宮頸がんワクチンに関する一連の事件には、ワクチン接種を原因とすることで気持ちが救われる母子たちに苛立ちを感じます
人生思い通りにならないのは、子宮頸がんワクチンを接種したからということでメンタル安定するのでしょうが、そのために、今後子宮頸がんで亡くなる人が増えていくことに対しての責任なんて考えてもいないのでしょうね